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多重債務 相談

個人再生?他の債務整理?判断基準は家計簿作成から

 

個人再生の手続きを行う場合、提出書類の1つとして
家計簿を提出する必要があります。
そもそも家計簿を付けていないと、毎月どれだけの収入と支出があって
どれだけの返済額が可能なのかが分かりませんからね。

 

さらには、返済可能額によっては、個人再生という方法じゃなくて、
自己破産や任意整理の方が向いている可能性だってあります。
その判断のためにも、ちゃんとした家計簿を記載することは、
まず最初に行わなければならない大事な手順なんです。

 

普段から家計簿を付けている家庭だと、個人再生のような
債務整理の状況になっても、すぐに提出することができます。
しかし、家計簿を付けている家庭はそう多くないかもしれません。

 

ましてや個人再生をしなければならない状況に陥ったということは、
おそらく家計簿なんかは付けていなくて、毎月の家計を曖昧にしか
把握していない状況であり、お金に無頓着な部分があるのでしょう。

 

特に、クレジットカードでの支払いをしている場合は、
毎月いくらのお金が出ていっているかというのを
把握できていないことがほとんどでしょうね。

 

そういう人はなおさら、一度家計簿を付けてみるといいですよ。
家計において無駄遣いをしている部分がきっとあると思います。

 

食費とか光熱費とか家賃とか、必要最低限の生活費は
一般的な人と同じような使い方しかしていないと思いますが、
その他の部分で浪費している事が多いのが大抵のパターンです。

 

例えばギャンブルだったり、ショッピングだったり、レジャーだったり
携帯電話等の料金だったりと、我慢しようと思えばできることで
高額な支出がなされているという状況ではないでしょうか。

 

このような状況の場合、個人再生をするにあたっては、
生活態度を見直し、バランスの悪い支出部分を改善して、
無駄遣いをしない家計のやりくりをしなければなりません。

 

個人再生をする場合に提出する家計簿は、
「必要最低限の生活費を確保して、後は借金の返済に充てます。」
という家計簿でなければならないのですからね。

 

そして正しい使い方をした家計簿をちゃんと作成することができて
はじめて毎月の返済可能額というものが分かってくるのです。

 

その返済可能額によって、本当に個人再生でよい場合もあれば、
任意整理でよい場合、自己破産をしなければいけない場合
などの判断がつきます。

 

その判断については、弁護士や司法書士などの専門家に家計簿を
見てもらって、一番良い債務整理の方法を教えてもらいましょう。

 

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