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多重債務 相談

多重債務者は2通り。多額債務者と多件数債務者の違いとは

 

多重債務者といっても、消費者金融から判断される場合は、
二通りの分け方がされるようです。
それは、多額債務者と多件数債務者です。

 

多額債務者とは、1〜2社から大金を借りている人で、
その金額が大きすぎて支払い能力を超えている人です。

 

多件数債務者とは、複数の会社から少しずつ借金をしている人で、
件数が多すぎて支払い能力を超えている人です。

 

同じ100万円の借金があるとします。
多額債務者は、1社からのみ100万円の借金があります。
多件数債務者は、5社から20万円ずつ借りて
合計100万円の借金があります。

 

こういった場合、実は多額債務者の方が信用があった人になります。
なぜなら、その100万円を借りるだけの年収があったから、
消費者金融側もお金を貸しているのです。

 

多額債務者の場合は、元々年収は高かったのに、失業などの理由で
借金を支払えなくなってしまった…などというパターンが多いのです。
だから、社会的信用のある人に当てはまるのです。
よって、消費者金融からするとプラスのイメージの人になります。

 

逆に多件数債務者は、1社につき20万円ずつしか借りていないのだから
それこそ信用があるのでは?と勘違いしそうなところです。

 

しかし、こういう人は信用度が低いために1社から多額の借り入れを
することができず、その分を数多くの会社から借りることで
埋め合わせをしていると判断されます。
よって、消費者金融からすると、マイナスのイメージを持たれます。

 

多件数債務者の場合は、借金をまとめて一本化することもできます。
何件もの会社への返済は精神的に苦しいものがあります。
それを一本の会社にまとめることで、手続きも分かりやすくなります。
もしかすると、現在よりも金利が下がるというメリットもあります。

 

ただし、一本化しても借金の額が減るわけではありません。
それどころか、多少増えてしまうパターンもあります。
さらに、1社になったことに安心して、
再び他社から借り入れをするといったパターンもあるようです。

 

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