自己破産をするかどうか･･･どうしても迷ったら
自己破産を考えてみたものの、どうしても踏み切ることができない時もあります。
そのような時は、
・何としても借金を返済する
か、
・夜逃げ
しか選択がありません。
時間がかかっても、仕事をたくさん掛け持ちしても借金を返済するのか、借金から逃げるために今の生活を全て捨てて夜逃げをするか･･･
究極とも言える選択をしなければならなくなるのです。
一時期「夜逃げ屋」という商売が注目されていました。
借金から逃げるための夜逃げを手伝ってくれる業者のことです。
テレビドラマや映画の題材として扱われましたが、実際の夜逃げ生活というものは、相当の覚悟が必要と言えるでしょう。
自分がどういった選択をすればいいのか、無料で相談に乗ってもらうことができますので、困ったときには相談してみるのもいいですね。
「日本弁護士連合会」や「日本司法書士会連合会」が無料で相談に乗ってくれます。
自分の現状、家族の事なども合わせて相談してみましょう。
また、債務整理をするにも色々な種類や方法があります。
自己破産：債務者が経済的に破たんしてる場合に選択され、裁判上の手続きが必要となります。
任意整理：弁護士や司法書士が債務者に代わり債権者と交渉を行います。
利息制限法によって引き直された残額を３〜５年のうちに返済する
ことになります。
個人再生：借金を1/5にカットし、３年で返済する方法です。
特定調停：裁判所を利用した任意整理の方法です。
原則として３年間の間に返済をしなければなりません。
膨らんでしまった借金を前に、どうしていいか分からなくなってしまった場合は、今の自分に何ができるのかを考えてみましょう。
冷静になれない場合は信頼のできる第３者に相談をして、客観的にどうすればよいかアドバイスを求めると良いでしょう。
その時の状況にあった、ベストな方法を選択できるようになります。
債務者個人はもちろんのこと、家族や親族に多大な迷惑をかけることは避けたいですよね。
そのためにも自己破産というシステムを理解して、賢く利用する必要があるのです。
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