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自己破産 相談

政治家にだってなれる!自己破産しても剥奪されない権利

 

自己破産について悪いイメージをお持ちの方の殆どは少な
からず自己破産についての誤解があると思います。
借金が帳消しになる事と引き換えに、全てを失い、普通の
人に与えられている当然の権利まで剥奪されるのではない
か?と考えていらっしゃる場合もあるでしょう。
国民に等しく与えられる選挙権に関しても、自己破産する
ことによりその権利がなくなってしまうのではないかと
いう誤解やデマがあるようですが、決してそのような事は
ありません。
あくまで自己破産は再生への第一歩。
一定期間カードを持てない、とか財産や借金に関する制約は
ありますが、当然に与えられる国民の権利は失わずに済み
ます。

 

●投票だけでなく、立候補も可能

 

選挙権を失うのではないか?と心配されている方には驚か
れると思いますが、自己破産後立候補する事も可能です。
選挙権、被選挙権のような公民権が自己破産により剥奪
されることはありません。
ですから、立候補し当選すれば当然、議員などの公職に
就くことができるのです。
実際に自己破産を経験しながらも、見事当選を果たした
方もいらっしゃいます。

 

●議論をよんだ当選

 

2009年に行われた衆院選の比例近畿ブロックで民主党から
出馬した渡辺義彦さんが初当選を果たされました。
この方、実は自己破産しつつも立候補し当選したのです。
民主党の比例単独候補として立候補しており、名簿順位
48位での当選でした。
問題となったのは、立候補前に自分が自己破産者である
事を隠していた事です。
「ご本人はお騒がせして申し訳ない」と謝罪されましたが、
有権者からは「隠していたのはおかしい!」と非難を受け
ました。
また、法律上自己破産者が立候補、当選する事は問題ないと
しても、自己管理能力が低い人間に政治を任せてもいいのか?
という議論をよびました。
ただでさえその言動が注目され、時には非難を浴びる政治家。
その上、自己破産経験者というマイナスイメージを払しょく
するのは大変な事ではないかと思います。

 

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