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自己破産 相談

あなたの借金が連帯保証人の人生を狂わせる!自己破産の落とし穴

 

自己破産は借金で首がまわらなくなった債務者にとって
最後の砦ともいうべき手続です。
これにより、借金の返済を免除され、晴れて厳しい取り立て
からも解放されます。
しかし、債務者が連帯保証人をつけて借金をしている場合は
注意しなければいけません。
「自己破産すれば問題解決!」とはいかないのです。

 

●あなたは逃げられても、連帯保証人は逃げられない

 

連帯保証人とは、借り手の債務を貸し手に対し保証する人の
ことをいいます。
ですから、もし借り手であるあなたが自己破産すれば、
債務の支払い義務は連帯保証人にうつることになります。
連帯保証人は自らが借金をしたわけではないにも関わらず、
その返済に関しては借金した本人と同等の義務を負うのです。
もしあなたにこれまで返済の遅れなどがあれば、遅延金や
遅れた分の利息までしっかりと請求されます。
「借りたのは私ではない、だからお金は払いたくない!」
が通用しません。
あなたが自己破産するということは、つまり残った借金を
連帯保証人に押し付けて逃げるということです。
「逃げる」というと、なんだか非常識で悪い事のように
聞こえるかもしれませんね。
実際、自己破産しか手がないという所まで追い詰められて
いるのであれば、それは致し方ない事です。

しかし、自己破産=連帯保証人が債務者になるという事は
肝に銘じておかなければいけません。

 

●自己破産する前にすべきこと

 

あなたが自己破産してしまえば、その後は連帯保証人と
なった人への督促が始まります。
債務をおしつける形になるわけですから、最低でも自己破産
申立て前に自己破産する意思を連帯保証人に伝えておく
必要があるでしょう。
連帯保証人にサインしてくれた恩を忘れ、借金も押し付けて
逃げるなんて絶対に許されることではありません。
場合によっては、連帯保証人も自己破産しなければいけない
事だって十分ありえるのですから。
あなたがおかした過ちのせいで、他人の人生も狂わせている
という事を自覚し、誠意ある行動をとらなければいけません。

 

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