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自己破産 相談

安易な自己破産は禁物！自己破産は失うものも多い。

 

消費者金融やクレジット会社からお金を借り、その返済が滞ると
お金を返すまではしつこく督促があります。
最初は電話、それでも返せなければ督促状、最終的には自宅への
訪問・・・。
もうそこまでくると、落ち着いて生活できないレベルになってくる
でしょう。
「返したいのはやまやま、でもどう足掻いても返せない」
そんな方にとって、最後の手段と呼べるのが「自己破産」です。
自己破産を行えば、債務は免除され、厳しい督促からも逃れる事が
できます。
こう言ってしまうと、借金が返せなくても自己破産すればいいや！
なんて安易な考えを持つ人もいるかもしれません。
そんな方に注意しておいて頂きたいのは、自己破産にはメリットが
ある分、デメリットも多く存在するという事です。
ここではそんな自己破産におけるデメリットについてお話ししていき
たいと思います。

デメリットその①　クレジットカードが作れない！
クレジットカードを日常的に使用していた方にとって、全て現金
で支払わなければいけなくなるのは非常に不便ですよね。
それに、各種ローンも組めなくなってしまいます。
どこからお金を借りて自己破産に陥ったかによって、信用情報
機関が異なり、ブラックリストに登録される期間も変わってくるの
ですが、だいたい5～10年はお金が借りられないと思っていいでしょう。
それだけの間、現金主義で生活し続けられる覚悟がありますか？
デメリットその②　官報に記載される！
誰が自己破産したかという情報は、官報に記載されます。
官報というのは一般の人が普段の生活の中で目にするものでは
ありませんので、自己破産の事実を隣近所に知られる可能性というのは
高くありません。
ですから、これが直接デメリットになるかどうかというのはその人
個人の考え方の問題なのかもしれません。
問題となるのは、官報に記載された自己破産者の名簿を使った

闇金などがお金を貸そうとDMなどを送ってくることです。
自己破産し、しばらくしてから自宅のポストに借りた経験もない
金融会社から「○万円までご融資！自己破産しててもOK！」なんて
甘い誘い文句のDMが入っているのです。
そもそも自己破産に陥った方というのは、お金の自己管理が甘い
場合が多いと思います。
そういう方が、クレジットカードも作れず、ローンも組めない
現金生活を送っている中、こうしたDMで誘われるとまんまとまた
お金を借りてしまうケースがあります。
お金がない人からお金を搾り取ろうとするのが闇金です。
自己破産して借金がチャラになったからと言って気を抜いては
いられません。
デメリットその③　財産が没収される！
自己破産における最大のデメリットは必要最低限の生活費や
財産を除いては没収されてしまうことではないでしょうか。
換価できる財産がある場合、迷惑を被った債権者に配当されるのは

当然のことですよね。
目の前にある借金や厳しい督促から逃れる事と引き換えに自分の
大事な財産を手放してもいいのか？しっかり考えなければいけま
せん。
この他にも自己破産には多くのデメリットが存在します。
人として普通に生きていくことはできますが、自己破産前と比べて
不便さを感じる事は多いかもしれません。
自分の抱えている借金は本当に自力で返済が困難なのか、自己破産
が本当にベストな形なのかを見極めて下さい。

 

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