ちょっと待った!自己破産前にやり残したことはない?!
借金がかさんで家計は火の車!
もうこうなったら我が家は自己破産しかない!!
そんな風に思う前に、もう一度冷静になってみませんか?
やり残したことや、他のもっと良い方法が見つかるかも しれませんよ。
●本当に返せない金額なのかどうか
「毎月返済に追われ、常にお金の事を考えて暮らしている。
この状況から早く脱したい!」
そう思って自己破産を考えるのかもしれません。
しかし、お金がないからお金の事が頭から離れないで苦しい
という状況は給料前でヒーヒー言ってる人も同じです。
お金が無いのですから、苦しいのは当たり前。
大事な事は、あくまで自力で借金を返そうとする気持ちです。
それでもどうしても返済ができない場合に最後の手段として
自己破産を利用しましょう。 借金の返済が苦しいのであれば、
その額を減らして貰えば 返済できないことはないのではありませんか?
もしそうなら、なにも「自己破産」する必要はないのです。
「任意整理」といって、債権者と相談して借金を減らして貰う
方法だってあります。 それに、もし長年返済を続けている場合は、
過払い金請求が できるかもしれません。
それによって返済が楽になったり、場合によっては返済しな
くてもよくなるケースだってあるのです。
ですから、あくまで自己破産は最後の砦的なものとして
取っておきましょう。 借りたものはできる限り返す、
これがルールです。
●連帯保証人にさせた人はいないか
自己破産すれば、債務者本人は借金から解放されます。
けれど、もし債務者に連帯保証人がいる場合は、
その瞬間 借金は連帯保証人が負わなければいけなくなります。
その事を考えると、身勝手に自己破産をするわけにはいか
なくなりますよね?
まず、自己破産しようとしている意思を連帯保証人に伝えて
おくのが筋でしょう。
それでも、連帯保証人が許すかどうかは分かりませんが。
しかし、借金の額によっては連帯保証人の人生を狂わせる
危険性もあるのですから、前もって話す事は絶対です。
本人と同じく、自己破産という最悪の結末を迎える場合だって
十分考えられます。
債務整理の強み専門家別ランキング