お笑い養成所

自己破産 相談

キケン! カードローンの罠にかかってしまったら……

 

相武紗季、バナナマン、菜々緒、渡辺真理。
彼らに共通していることは、みな消費者金融のCMに出ているということだ。 相武紗季はプロミス、バナナマンはアイフル、菜々緒はレイク、渡辺真理は アコムである。

 

彼ら有名人が出ているというだけで、サラ金屋のダーティなイメージは払拭 され、お金を借りることになんの後ろめたさも感じられないようになった。 おまけにCMでは誰も返済について触れていない。 気軽にさくさくとカードローンを使ってもらえるよう仕向けている。 この手に乗ってしまったらあとはもう、借金は雪だるまのように膨れ 上がっていくばかりである。

 

便利。 であるが故に陥りがちな落とし穴。 浪費したつもりなどないのに、ギャンブルに凝ったおぼえなどないのに、 いつのまにか手におえない状態になっている……。 こんなことになるのなら、アコムよ、どうしてお金を貸してくれたのか。 誰かが一喝してくれたなら、ATMがお金をおろさなくしてくれたなら、 ここまでの事態にはなっていなかっただろうに。 もう返せる見込みがないよ……。

 

と悲嘆にくれている方のためにあるのが、「自己破産」である。 そんなつもりではないのに、意図したわけではないのに、結果として 借金が膨れ上がってしまった、そんなある意味善良な人たちを 法の名のもとに救済する、それが自己破産という制度なのだ。

 

では具体的に何をするのかといえば、手持ちの財産を没収する代わりに 借金を帳消しにしてしまうのだ。 そんなこと言ったって、もうとっくの昔に財産と名のつく物はすべて 処分されている、という大方の人のために、破産が宣告されると同時 に廃止される、同時廃止という手続きがとられることで実際にはなんの お咎めもない。 唯一、今後7年はクレジットやローンが組みづらいという点を除いて。

 

こうして、もうこれ以上カードローンの罠に陥ることを防ぎつつ、 その間に生活を立て直してもらおうとする制度なのだ。

 

上手に使うことで、1日でも早く、カードローンの落とし穴から 這い上がってやろうではありませんか。

 

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