住宅ローンはいくらだったら無理なく支払える?
住宅ローンの返済が困難になってしまい、
住宅ローンを滞納してしまう事態になるのは、
住宅を購入してから10年、15年経った頃が多いようです。
そのころになると、購入当初には考えもつかなかった
給料カットやボーナスカット、リストラ、転職、病気、
子供の教育費、親の介護費などにより、
住宅ローンの支払いが厳しくなることが理由のようです。
住宅ローンを組む最初から、そのような起こりうる事態を
もっとちゃんと説明して、無理のない範囲の設定をすれば、
住宅ローン破綻による競売などは起こらないでしょうに…。
住宅ローンを組む当初は、お金を貸す金融機関も、
借りる本人もそんなことは予想しませんから、
結構無理な住宅ローンを組んでいる例も多いのではないでしょうか?
では、住宅ローンはいくらだと無理なく、そして何かあった場合でも
住宅ローン破綻を起こさなくていいのでしょうか?
まず、住宅ローンを組む前に、頭金をできるだけ貯めましょう。
頭金が多くなると、住宅ローンに組み込む金額が減りますから、
支払利息も減り、その後の合計返済額が大きく違ってきます。
そして、返済額、借入期間、金利の3つを
充分に考慮して、家計と相談して住宅ローンを組みます。
現在、賃貸住宅などに住んでいると思うので、その家賃ぐらいに
設定するとかして、急激に家計が苦しくならないようにします。
自分で分からない場合は、ファイナンシャルプランナーなどに
相談してみるのも手です。
そして、金融機関側も、あまり無理のあるプランだと
住宅ローンの許可を出しません。
だいたい月収の25〜35%までと設定しているようです。
無理があると思った場合は、頭金をもっと貯めるとか、
もっと安い物件を探すとかして
余裕を持った住宅ローンになるようにします。
また、ボーナス払いの金額を多くするのは危険です。
ボーナス払いが多いと、住宅ローン破綻の原因になります。
ボーナスが貰えないこともありうるので、
ボーナス払いはできるだけ避けた方がいいと思います。
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