自宅を売却しても家に住み続ける事ができる「リースバック」
住宅ローンを滞納してしまって自宅が競売にかけられた!
競売でも任意売却でも、家を売払って引っ越しをしなければならない、
できればこの家に住み続けたい。
例えば、子供の学校の学区を変更したくない、
介護が必要な高齢者がいて引っ越しが大変、
会社の事務所として使っているから移転したくないなど、
様々な理由が考えられます。
そんな時に考えたいのが「リースバック」という方法です。
リースバックは、任意売却の上に成り立っています。
まず、物件を任意売却します。
売却相手は第三者になりますが、
投資家や投資会社を選択する場合が多いでしょう。
売却したあとは、買い手との間に賃貸契約を結びます。
そして、毎月家賃として一定額を支払う事で、
自宅を「借りている」状態にするのです。
そうする事により、引っ越しする事なく自宅に住み続ける事ができます。
月々の家賃に関しては、任意売却を請け負ってくれる不動産屋さんや
専門家が間に入って交渉してもらえますし、
リースバックで支払いを続けた結果、自宅を買い戻す事も可能です。
買い戻しの優先権を持つ事ができます。
一定の収入がある場合で、
自宅から引っ越したくないという場合はとても有利な方法と言えます。
また、所有権は買い手にあるため、固定資産税などを支払う必要がなく、
家計に余裕が生まれます。
しかし、任意売却自体が、債権者の合意が必要な事ですし、
リースバックも、近しい親戚や友人に買い受けてもらう以外でしたら
投資家などの選任も必要になってきます。
それは一個人でやる事は大変困難です。
また、任意売却をしたとしても、残債がある場合は、
その処理もしなくてはなりませんし、
リースバックした場合の家賃の交渉もあります。
そうなると、専門家の出番です。
任意売却を専門に扱っている会社を探す際、
「リースバックを考えている」と一言伝えてみましょう。
リースバックを依頼するとお金がかかる?いいえ、かかりません。
任意売却に含まれますので、
リースバックにかかる手数料などは全て、物件の売却価格に含まれます。
ですので、安心して相談してみましょう。=
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