任意売却するためには税金滞納は絶対禁忌!
住宅を購入するともれなくついてまわるのが、
固定資産税や不動産取得税など、わりと高額な税金ですよね。
4月になるとドドドと押し寄せるように様々な税金が請求されます。
自動車を持っている場合は自動車税の支払いもありますし、
とにかく税金というのは待った無しに請求が来るものです。
収入が減少したなどの理由で、住宅ローンが支払えないとなると、
固定資産税などの税金を支払う事も、難しくなってきますよね。
では、住宅ローンと税金、どちらを優先的に支払うべきなのでしょうか?
税金は公的なお金。
何となく、大目に見てくれるんじゃないかな?なんて思いますよね。
しかし、それは甘い考えです。
じつは税金の滞納に対して国や地方はとても厳しい処置をとります。
最終的には、所有している不動産の差し押さえにまで進行し、
さらには給料、預金、保険など、
資産という資産を次々に差し押さえて行くのです。
そして、不動産は「公売」になります。
これは、税金を滞納されている側(国や地方)が不動産を強制売却する事です。
差し押さえがなされている場合は、任意売却ができません。
差し押さえを取り消してもらうには、
支払っていない税金プラス、遅延料金を全て支払わなければなりません。
国や地方って、結構厳しいんですね。
ですから、ローンよりも何よりも、まずは税金です。税金を支払いましょう。
とは言え、ローンだって滞納していれば、競売へと突き進んで行きます。
公売だって競売だって、自分の意志で売買するものではありませんから、
絶対に避けたいですよね。
厳しいと言っても、相談に応じてくれるのが国や地方の良い所。
勿論、住宅ローンに関しても、銀行が相談に乗ってくれます。
まず滞納し始めてしまったら、今後も滞納が続きそうだったら、
相談しに行きましょう。
分納という形をとらせてもらえるかも知れませんし、
銀行ですと利息分だけでもまずは返済しましょうという流れになったり、
ローンの組み直しをしてくれる可能性があります。
いよいよ支払いに困った場合には任意売却という手が残されています。
しかし、税金を滞納していると、
物件が差し押さえられているために任意売却ができません。
まずは税金は支払う事。
その上で、住宅ローンが支払えないのであれば、任意売却を考えましょう。=
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