8ヶ月で立ち退きへ。そこから逃れるには「任意売却」
競売開始決定通知書が家に届いてから、立ち退きを要求されるまで、
どれぐらいの期間があるのでしょうか?
また、競売から逃れる術はあるのでしょうか?
通知書が届いた時点で、銀行から一括返済の要求があったでしょう。
それに応じられなかったため、
今度はローンの保証会社が借金の肩代わりをしてくれて、
銀行へ一括返済してくれています。
これを代位弁済と言います。
代位弁済から2ヶ月以内に競売決定通知書が出されています。
次の段階は、抵当権の実行です。
競売決定通知書がきてから1ヶ月以内に、
裁判所の執行官と不動産の評価人が家まできて、
家の中を見たり、写真をとったりします。
この時点では既に自宅は「差し押さえ」という状態にありますので、
自宅に上がり込まれても、文句は言えません。
たとえ留守中に家に入られても、です。
ここから一ヶ月かけて、不動産の評価価格が決定されます。
不動産の持ち主にも価格が通知されます。
これらの手続きと並行して、
債権を持つ者に配当要求を行う期限を定めています。
評価書や現状調査報告書、配当要求などの提出期限は2ヶ月程度先で、
さらにそこから3ヶ月程度先に入札をするよう裁判所が決めていますので、
競売通知書が手元に届いてから半年ぐらいかけて入札に至る事になります。
入札期間は1週間程度で、二週間で売却決定、
1ヶ月以内に代金が納付されると所有権が落札者に移ります。
競売通知書が届いてからトータルで8ヶ月程になります。
ここから先は、落札者との相談で退去日が決定されます。
では、競売から逃れる術ですが、ベストな方法は「任意売却」です。
競売程の叩き売りにならず、
市場価値に見合った価格で物件を売る事ができます。
この場合、なるべく早い段階で任意売却をする事が大切です。
競売手続きにはお金がかかりますから、
それらも上乗せした額で任意売却をするべきかも決めなければなりません。
金額や返済条件などが揃えば、競売の申し立ては取り下げられます。
しかし、一個人が任意売却をする事はまずできません。
任意売却を専門に取り扱う不動産屋であれば、競売に関する知識も豊富で、
なんとか競売にならないように手を貸してくれるでしょう。
また、売却後の残債に関しても相談に乗ってくれる業者もいます。
適正価格で相談に乗ってくれて、信頼が置ける業者を探し、
n一日でも早く競売とおさらばしましょう!=
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