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実家の住宅ローンが滞り競売にかけられそうになったら…

実家の住宅ローンが滞り競売にかけられそうになったら…

 

実家の親が住宅ローンを支払えなくなって困っている。
このままでは競売にかけられそうだ…。
このようなケースは少なくはないようです。

 

住宅ローンの支払いを長期に渡って行っている家庭は大勢います。
中には、60代、70代まで住宅ローンを支払い続けなければ
ならないケースも大いにあって、当時はそれでも何とかなると
考えていたけれども、年金暮らしではとても支払いを
続ける事ができなくなったという場合もあるでしょう

 

そうなると、親の方はもう面倒になってそのまま支払いが
できなくても放置しておいて、気付いたら実家が
差し押さえになっていた…なんて状況になっている例もあります。

 

しかし、実家がそのような事になっては子供も悲しいですし、
親にもそのままその家に住んでいて欲しいでしょう。
そして、なにより親自身もその家に住み続けたいはずです。

 

しかし、親に変わって子供が住宅ローンを引き継ぐのは、
もしも子供自身が自宅の住宅ローンを組んでいる場合は、
2重に住宅ローンを組むことになりますから不可能です
また、他に住宅ローンを組んでいなくても、
実際に居住していない場合は難しいと思われます

 

もしも、そんな自体になりそうなら、そのような事も踏まえて、
子供であるあなたがしっかりと対処しましょう。
住宅ローンの支払いが数ヶ月滞っていると、
すでに裁判所から通知が来ているはずです。

 

そのままにしておくと、いずれは競売にかけられます。
それを避けるには、任意売却に切り替える必要があります。
切り替えられるのは、期間入札の開札期日の前日までです。

 

それまでの期間でしたら、競売取り下げの申し立てをすることで、
競売の手続きから任意売却の手続きへと変更できます。

 

ただ、その場合、抵当権を設定している債権者全ての同意が必要です。
同意が得られない場合は、残念ですが諦めるしかありません。
同意が得られれば、任意売却の手続きができます。

 

ただ、少なくとも親に任意売却の意思がなくてはなりません。
たとえ親子でも、本人の同意無く勝手に進めることはできません
もしも親が納得いっていないようならば、
子供であるあなたが説得して、同意を得るようにしましょう。

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