競売の仕組みってどうなってるの?
住宅ローンの支払いが困難になった場合、
まず考えるのは競売になるという事でしょう。
住宅ローンを借り入れている時には、
その住宅を担保としてお金を借りているはずです。
その担保となっている土地や建物などが
強制的に売却されてしまうのが競売です。
どのような仕組みで競売が起こるのかというと、
何ヶ月間も住宅ローンの支払いが滞ると、債権者側が督促を行いますが
それでも支払いが困難でこれ以上待っても支払われないと判断されると
債権者側が裁判所に競売を申し立て、裁判所は最低売却価格を定め、
最高値で落札をした人に勝手に売却されることになります。
競売の場合は、市場価格の8割ぐらいの価格で落札されるようです。
また、時には相当な割引をされた価格になることもあるようです。
これは、買い手側にとってはメリットですが、
売り手側にとってはデメリットとなりますよね。
住宅ローンが支払えなくてただでさえお金に困っている状態なのです。
少しでも高額で土地や建物が売れた方が良いに決まっています。
しかも競売にかけられても、残った住宅ローンは支払う義務があります。
もしも、競売にかけられて住宅ローンの支払いが完済するのならば
いいですが、まだ借金分が残るとなるとどうでしょう。
土地や建物が安く売られてしまったせいで、
残りの住宅ローンの残高が高くなるということです。
このような状態になることを防ぐ方法が一つあります。
それは、住宅ローンの滞納により、同じように住宅を売るにしても、
強制的ではなく、自分から動くという方法です。
それは、任意売却と呼ばれる方法です。
任意売却ならば、売却価格は一般市場と同じ金額ですから、
競売よりも10%〜25%ほど高くなると言われています。
また、競売のときのように強制的な立ち退きではありません。
債権者にとっても売却価格が高くなるというメリットがあるので、
引っ越し費用がもらえたり、残った債務も柔軟に対応してもらえて
競売よりも任意売却の方が自分にとってもメリットがあると言えますね。
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