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過払い金が270万円。弁護士・司法書士にはいくら?

過払い金が270万円。弁護士・司法書士にはいくら?

 

弁護士や司法書士に過払い金返還請求を委任する場合、
果たしていくらぐらいかかるのでしょうか。
一例です。

 

(例)貸金業者7社から過払い金が合計270万円発生。

 

・過払報酬(交渉21%)446644円
・過払報酬(訴訟29,4%)176400円
・減額報酬(10,5%)295754円
・訴訟費用 16000円
・弁護士費用 73500円

 

費用合計 1008298円
よって手元に残る金額は170万円ほど。

 

決して極端な例ではありません。おおむね相場といったところです。
これを高いとみるか、まあまあとみるか。

 

だいたい着手金が2万円、過払報酬は回収できた過払い金の20%程です。
残債があった場合は、減額できた分の10%を減額報酬として。
訴訟まで行けば、依頼人が得た返還総額の25%程を支払います。

 

そのほかに郵送代や印紙代などの実費、書類作成費用、裁判の日当、
交通費、遠方なら宿泊費まであります。
一概には言えませんが、満額で手に入る過払い金のうち、
最低でも3分の1くらいは弁護士に行くと思った方がいいでしょう。

 

満額で返還されればいいですが、判決前に満額に満たない金額での
和解を提示されたり、訴状通りの金額に至らないことも考えられます。

 

では、弁護士に依頼せず、全て自力で行ったらどうでしょう。
ほとんどの場合、業者から大幅な減額での和解を求められます。
もちろん利息など無しです。

 

あくまでも強く、正当な論理を最後まで書面にて主張できれば
何の問題もありません。最終的に判決にまで持ち込めば
満額+利息での返還が待っています

 

ところが実際にはなかなか難しいようです。最後まで戦うには
やはり、理論武装が必要になってくるからです。

 

それでは弁護士・司法書士に依頼するとして、
どんな人を選んだらいいのでしょうか。
法テラスや地元の弁護士会を通して紹介してもらうのが安心のようです。
そして必ず直接会って相談する事です。

 

彼らには直接会う義務がありますし、報酬の上限も定められています。
費用についてもわかりやすく説明する義務があるのです。
ですから疑問に思う事、納得いかないことがあれば、素直に訊いて
構わないのです。

 

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