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不利な和解に騙されないで!アコムのやり口だ!

不利な和解に騙されないで!アコムのやり口だ!

 

アコムで融資を受けた際の、過払いが問題となっています。
借りたお金に金利がつくのは当たり前の事ですが、法定金利を超えた
金利がついて請求され、それに従って支払いをした場合が過払いです。

 

本来なら、金利の分を元本の返済に回せたかも知れないですし、
払わなくても良いお金を払うと言う事に納得がいく人の方が少ないと思います。

 

例えばアコムに「過払い金を返して下さい」と要求したとします。
そうすると、アコムはどんな動きに出るのでしょうか?

 

アコム側は、自分達の不利益が最小限になるように、
こちら側に歩み寄ってきます。
例えばこうです。

 

まず、過払い請求を電話でしたとしましょう。
そうすると、過払い金額が20万円あった場合、
「では10万円で和解しませんか?訴訟を起こすとお金がかかりますよ」
なーんて和解を促してきます。

 

法で定められた金利より多く支払いをさせた上で、
返還される筈のお金を値切るなんて、許せないですよね!

 

こう言った場合、和解を無視して訴訟を起こします。
訴訟を起こす、という事になると、直前に
「では全額で和解しましょう」ともちかけてる場合もあるようです。
これでしたら、訴訟に労力をつぎ込む必要もなく、
全額返金される訳ですから、納得がいきますね。

 

しかし、それがなく訴訟となった場合…
相手は訴訟にかかる費用の負担はせずに、本来なら上乗せされる
民事上の利息5%も支払わない、そして満額ではなく9割程度の額
で和解を勧めてきます。

 

20万円の過払いで5%の利息となると、20万5000円ですね。
小さい額ではありますが、それだけ返金してもらう権利があるはずな訳です。

 

ここでまた和解が成立しないと、再び裁判という事になります。
裁判所に行く手間、相手方の言い分に対してこちらの言い分を突き通せる
自信があるか、裁判にかかる費用まで相手に払わせる事ができるか、ここが焦点です。

 

あまり自信がない、時間もない、多少金額が減っても早い所決着を付けて
終わりにしたい、という場合は、一回目の訴訟の9割回答で終わらせれば
良いと思いますし、弁護士さんをつけて、完全勝利を目指して弁護士費用まで
相手に上乗せしよう、と頑張る方は、満額を勝ち取るまでやりきると良いと思います。

 

相手は、相手の都合の良いように仕向けながら、こちらにも利があるような
言い分を示してきます。
相手の言葉にのせられず、その場での回答はなるべく控えて、おちついて考えましょう。

 

自分は今、いくらなら納得がいくのか。
どれぐらいの労力が割けるのか。
それで和解点を決めたら良いのではないかと思います。

 

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