アイフルから過払い金を取り戻す方法
消費者金融業者と長い間取引をしていると、たいてい過払い金が
生じると言われています。
過払い金とは、貸付元金に対する法定利息と金融業者側の実際の利率
との差異により生じた、いわば債権者が「払い過ぎてしまった」お金
のことであり、当然返還されるべきものです。
債務者は業者に取引履歴を請求し、自ら引き直し計算(法定利率で計算
しなおすこと)を行ったうえで、過払い金が発生していることがわかれば、
業者に対し返還請求を行うことができます。
返還請求をされた業者はそれに応える義務があるのですが、実際のところ
すぐには応じない業者があるようです。
広告などでお馴染みの消費者金融アイフルもそのような業者のひとつと
言われています。具体的に見ていきましょう。
@個人で請求すると……
●平均して過払い総額55%での和解が提示される。支払は4か月
から半年後
(例)・残金をなしにする代わりに過払い金の返還には応じないとす
るゼロ和解を提示される
・25%の金額を2か月後に入金で
・利息の5%は付けないで55%で和解を
・今すぐ○○円支払うのでそれで和解を
・弁護士を通すと成功報酬でお金がかかる。だったら○○円
で和解を
・いつ倒産するかわからない。だったら即○○円で和解を
・過払い金の請求が多くて資金繰りが間に合わない
・社員がリストラされ少ない人員でやってて忙しい
・困ってるときは良くしてやったじゃないか
担当者にもよりますが、社風なのか(?)泣き脅し戦術で抱きこもう
とするようです。良くても70%までしか出ないと言われています。
A弁護士を通して請求すると……
●80%〜100%返還される。ただし弁護士費用が必要。
B個人で訴訟
●満額返還。判決後に速やかに支払われる。
以上、100%の返還を望むなら(当然の権利です)法廷に持ち込む
しかありません。勝てる裁判です。
アイフル側は口頭弁論等でいろいろ言ってくるかもしれませんが、
裁判官の心証はおおむねよくないようです。被告の主張は流され、
100%返還の判決が出るはずです。
ただし事前に少し勉強が必要です。ネットにはいろいろな情報が
載っていますよね。中でも「名古屋式」は多くの人が推奨しています。
書籍もありますから合わせて活用されてはいかがでしょうか。
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