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残債がある場合の引き直し計算「払い過ぎ」の可能性

残債がある場合の引き直し計算「払い過ぎ」の可能性

 

消費者金融などで借り入れをし、途中で「もしかして払い過ぎてる?」
と思ったら便利なのが引き直し計算です。
手元にある履歴や明細書に書かれている内容を入力し、
計算をすると、過払いが発生しているかどうかがわかります。

 

計算ソフトには大きく分けて二種類あり、名古屋式、外山式
などと呼ばれています。
これ以外にも、インターネット上で4つほどの項目に数値を入力すれば、
「取り戻せる金額はXX円です」などと表示される簡易式の物もあります。

 

いくつかの方法を試してみて、自分にとってもっとも有利な金額と
なる計算値を、金融業者に提示すると良いでしょう。

 

また、まだ債務が残っている場合、この場合は厳密に言うと
「過払い」とは言いません。

 

例えば、計算ソフトで表示された金額が、マイナスになったのなら、
マイナス分は過払いとして請求できますが、まだ債務が
多く残っている場合は、マイナス表示されず、残元本よりも
いくらか少ない数値で表示されるという事があると思います。

 

これは、「真の債務」となります。
ここに表示された金額を払えば、本来であれば債務は終わる、という訳ですね。
ですから、引き直し計算をして元本を下回る数値が出た場合は、
返済は続けつつも、金融業者に相談してみましょう。
引き直し計算をすると残債はこれだけになるのですが、と。

 

「返済は続けつつ」というのは重要です。
残債が減ったから今後の返済額に変化があるかも知れない、
だからちょっと返済を待とう、などとは考えないで下さい。

 

可能であれば、残債となる金額を一括返済し、
「もう返すべき金額は返しました」と「債務不存在」を主張しましょう。
もしここで返済をストップさせてしまうと、
ブラックリストに掲載されてしまう可能性があります。

 

過払いではなくても、実質「払い過ぎている」という事はありますし、
早く気付くに越した事はありません。
気付いた時点で金融会社と交渉し、
これ以上「払い過ぎ」を進めないようにしましょう。

 

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