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どのように引き直し計算をするの?

どのように引き直し計算をするの?

 

過払い金返還請求のために必要な準備は次の2点です。

 

@ 取引履歴の請求
A @をもとに引き直し計算で過払い金のチェック

 

ここではAの引き直し計算にスポットをあて見ていきたいと思います。

 

【引き直し計算とは】

 

取引履歴をもとに、いつどれだけ借りてどれだけ返したかを
利息制限法で定められた利率で計算しなおすことをいいます。

 

【引き直し計算ソフトを使ってやってみよう】

 

無料の引き青し計算ソフトがいくつもあります。
ここでは信頼性の高い名古屋消費者信用問題研究会の本に
付属でついているCD-ROM、或いは同サイトの
無料ソフトをダウンロードして実際に使ってみましょう。
http://www.kabarai.net/howtouse/index.html

 

このソフトはエクセルです。本の(サイトの)説明に沿って
進んでいけば誰でも簡単にできます。
エクセル入りのパソコンがない場合は知り合いに借りるなり、
ネットカフェを利用してください。
それでもだめなら、引き直し計算代行業者もいます。
1件につき2〜3000円しますが……

 

【基本は @取引した日付 A借りた金額 B返済した金額】

 

利息制限法に則った利率で計算していきます。
1つのシートで行います。
100万円以上で15%、10万円未満で20%、その他18%です。
上の5%にチェックを入れておいてください
(この5%とは過払い金に対する利息です。過払い金発生時には
この利息分も含めて返還請求できます)。
すでに18%になっているので、たとえば50万ならそのままでOKです。

 

最後の行を入力後、入力した日付を入れて終了。
その結果、最終取引の「残元金」(I列)がマイナスになっていれば
過払い発生です。一つ置いた右の「過払利息残額」(K列)が
マイナスなら過払いに対するその日までの利息なので、
過払い金と一緒に請求します。

 

プラスであったらそれが本当の残高という事です。
業者の利率より低い利率で計算しなおしたのですから
減っているはずです。その金額を支払えば完済です。

 

ここまではできれば自分でやった方がいいでしょう。
弁護士や司法書士に頼むと費用はとられるうえ、
法律家が介在しての過払い請求は信用情報に
事故情報として記載されない、と「確約できない」からです
(契約者本人が請求すれば信用情報に不利益となる記載はしないと
消費者金融が会員である日本信用情報機構は発表しています)

 

上述のサイトや下記サイトに詳しい情報が掲載されています。
http://www.kabarai.net/
一読と共に本を1冊買って勉強されることをおすすめします。

 

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