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金融業界の状況よりも自分の状況を優先しよう

金融業界の状況よりも自分の状況を優先しよう

 

これまで、ローン会社への過払請求は、
借り入れをしている者に優先権があるような状況でした。

 

例えば、はやいうちにまとまったお金が欲しい場合は、ローン会社が
提示する額(だいたい5割程)で手を打ってお金を受け取る事も
できますし、その場で粘って7割まで増額するなんて例もあります。

 

また、どうしても満額を受け取りたい場合は訴訟を起こし、
満額回答が得られるまで戦う人もいます。
大抵の場合、粘り勝ちで、満額を返金されてきたのがこれまででした。

 

しかし、こうして過払請求が増えると、それまで会社の利益となっていた
お金が消費者側にどんどん流れている訳であって、金融業者からすると、
利益があがらない、経営が難しくなって行く、という事になってきます。

 

そうするとどうなるか。
中小規模の金融業者では倒産する企業もでてきます。
そうすると、お金は取り戻す事ができません。 

 

しかし、法定金利より高い利息でお金を貸しているうちは
経営ができて、法定金利に戻した途端に経営が立ち行かなくなる、
というのは何だか納得できませんよね。

 

どれだけ消費者から搾取してきたんだ、と思いますし、
泣き寝入りしている人だって多くいると思います。
ですから、取り戻せるものは必ず取り戻しましょう。

 

自分は過払いをしているかも知れない、
と思った時点で動き出しておくべきです。
今後過払請求が増え、経営不振に陥る企業は沢山出てきます。
返金できないと言われる前に、先んじてお金を取り戻しましょう。

 

万が一裁判になって、金融業界の状況を鑑みてなんて
裁判官に言われたとしても、それは金融業者側からの意見であって、
こちらの状況は全く鑑みられていない訳です。

 

ですから、こちらはお金を払い過ぎていたんだ!
返金してもらう権利はあるんだ!
という事を強く主張し、全額返還をしてもらいましょう。

 

ちなみに、銀行の傘下にあるローン会社は倒産しにくいですが、
そうではないローン会社の場合は、
なるべく急いで過払請求をした方が無難なようです。

 

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