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払い過ぎは確実に回収!周囲の言葉に惑わされない

払い過ぎは確実に回収!周囲の言葉に惑わされない

 

ローン会社から借金をする時、他に頼るところがなく、
わらをも縋る思いでお金を借りますよね。
そしてグレーゾン金利でお金を貸し付けられている事も知らずに高い金利で
お金を返済し続け、結果的に「あれ、過払いなの?!」と気付く。

 

誰も「あなた、過払いですよ」なんて言ってくれません。
ローン会社が「あなたはうちの会社にお金を払い過ぎています」
なんて言うわけがないんです。

 

自分に借金がある事を他人にぺらぺら喋る人も、そういないでしょうから、
自分が過払いに気が付かなければ、
そのままローン会社が提示する金額を支払う事になってしまいます。

 

ですから、気付く事がまず先決。
「自分は払い過ぎているかも知れないのでは?」
ここからスタートするのが過払い請求です。
「かもしれない」でいいんです。

 

そう思ったらまずは履歴や明細書を発行してもらいましょう。
その時点で相手側は「過払請求か?!」と身構えますから、
いきなり「和解交渉しませんか?」と持ちかけてきます。

 

しかも、とても安い金額であったり、酷い場合は「もう債務ゼロにしますよ」
という「一見有利に見える不利な和解」を持ちかけてくる事があります。
返済中であっても、実は本来の債務である元本と、法で決められた金利を
支払い終わっていて、更にそれを上回る金利分を支払っている場合に
提示される和解方法です。

 

これに乗ってはダメですよ。払い過ぎているのですから。

 

取り寄せた明細や履歴で引き直し計算をしたら、自分がどれぐらい払い過ぎて
いるのか、またはどれぐらいで支払いが終わるはずなのかが分かります。

 

過払いがある場合は、ローン会社に
「○○円の過払いが発生しています」と告げますが、
「ではその金額を支払います」といきいなり満額を支払ってくる会社は、
まずありません。

 

5割、よくて7割と考えましょう。
満額を支払ってもらうまでの労力を考えて、この金額で満足する場合は
それで良いですが満額回答が欲しければ裁判を起こす以外にありません。

 

簡易裁判所などで訴状を出すと、対応する人によっては「和解した方が
期間は短いですし、今は金融業界も情勢が厳しくて満額を取り返す事は
難しいですよ」なんて提言をしてくれる裁判所の職員さんもいるようです。

 

しかし、債務者としては、法で決められた金利を上回る金額を、
辛い思いをして毎月返済してきているわけです。
返してもらえるお金は返してもらう、そういった毅然とした態度で臨めば、
裁判、もしくはその直前の和解交渉で満額回答を勝ち取る事もできます。

 

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